こんばんは、安東です。今日の豆知識は『親知らず』についてです。みなさん一度は思ったことあるかと思いますが、なぜ親知らずと言うのか? 親知らずは第三大臼歯や智歯、英語でwisdom toothとも言われます。これにはいろいろな説があります。①親知らずは多くの場合20歳ぐらいで生え始めますが、乳歯が生え始めるときと異なり、親の関心が離れた時期に生えてくるため、という説。②昔は寿命が短く、親が亡くなった後に生えてくるため、という説。 二番目の方が有力だそうです。 最近では人類の進化とともにもともと欠如している方も多いです。私も、もともと一本ありません。 親知らずというのは一番奥で磨きにくく、また横向きに生えていると虫歯のリスクはもっと高くなります。手前に生えている大きな歯は咬むのにとても重要な歯で、この歯を守るためにも親知らずは早めに抜くことをおすすめします。よく、痛くないですか?と聞かれますが、抜く前にしっかりと麻酔を行いますし途中で痛みが出た場合麻酔を足します。しっかりと生えている歯を抜くので、力はかかりますが、駐車の針が痛くないように表面麻酔も行います。 少しでも患者さまの負担を減らせるように工夫しています。虫歯や歯周病のリスクはできるだけ減らして健康的な歯を保ちましょう。