岐阜Sakura(咲楽)11月号
こんにちは！
りお歯科クリニックです！
この度、岐阜地区のフリーペーパー（タウン誌）の岐阜Sakura(咲楽)11月号へ広告?をだしました！
広告と言えるかは…分かりませんが皆さんが定期的に歯科医院へ通っていただくきっかけになればとの思いで文章を作ってみました。
以下、本文になります。
絶対読んで欲しい歯科医師からの提言
気温が35度以上で湿度も非常に高い、まるで熱帯雨林のような猛暑日に食べ物や生ゴミを置いておいた場合、どうなると思いますか？
すぐに腐敗しますよね。
高温かつ多湿の環境は、まるで細菌の繁殖工場のような場所となります。
実は、この環境は食後のお口の中と同じです。「みなさん体温36℃前後でお口の中は濡れてますよね！」
つまり、歯磨きを怠ると、口内で細菌の増殖が驚異的な速さで進むということです！
細菌の増殖が進むと、唾液の抗菌作用だけでは歯を守れず、「バイオフィルム」の形成を助長し、放置すると「むし歯」や「歯周病」の原因となります。
皆さんは「バイオフィルム（菌膜）」をご存知でしょうか？
バイオフィルムとは、複数の細菌が集合して増殖した膜状のものです。
身近な例では、台所の三角コーナーや排水溝の「ぬめり」が、正にバイオフィルムです。
それが、口の中に存在しているのです。
バイオフィルムは歯の表面に付着し、「歯垢（プラーク）」になり、時間の経過とともに「歯石」と呼ばれる硬い堆積物に発展します。
これが放置されると、口内の細菌が異常増殖し、歯だけでなく体全体の健康を脅かす原因となります。
むし歯や歯周病が入口になり高血圧、糖尿病、脳卒中、心臓疾患など身体全体への連鎖反応を引き起こすリスクを増加させることが、多くの研究で示唆され、報告されています。
「メタボリックドミノ」という言葉を一度調べてみてください。
これらのことからも、歯科衛生士が専用の機器を使用してバイオフィルムを除去する歯石取りやメンテナンスが、いかに重要なことかをご理解いただけたら幸いです。
私たちは、ただ口の中を掃除しているのではなく、歯周病が進まないようにケアしているのです。
毎日使うものであればメンテナンスの欠如がどれほど恐ろしい結末を招くかをご理解いただけることでしょう。
掃除や外壁、屋根の補修もしていない「築数十年経過した家」に住み続けることや、オイル交換も車検すら何十年も受けていない「古い車」を毎日乗り回すことを想像してみてください。
歯科医院に定期的にお越しになられない方は想像ではなく現実として、このような状態で何十年も毎日お口を使っているのです。
定期的な歯科医院でのメンテナンスと、毎日のホームケアにより、皆さんがこの先何十年と、良い状態で歯を使って美味しい食事を楽しんでいただき、健康なお身体を保っていただきたいと私たちは思っております。
この記事が歯科医院のメンテナンスに通う習慣を持つきっかけとなれば、歯科医師として大変嬉しく思います。
そして、その歯科医院が『りお歯科クリニック』ではなく、通いなれた歯医者さんや以前通われていた歯科医院でも構いません。
私たちは、皆様の健康と楽しい食事そして素敵な笑顔を心から願っています。
いかがでしたか?
写真も無しで文章のみの広告を見開きいっぱいに作ってみました。
編集の方やデザイナーさんにも無理を言って少しでも読みやすく！少しでも目に留まるよう！
なんどもなんども、バランスを変えたり色を変えたりとギリギリまでご無理をお願いしました。
この場を借りまして感謝申し上げます。ありがとうございました。
これがきっかけで歯科医院に通われる方が少しでも増えますように…