みなさん、こんばんは。 歯科医師の犬飼です。
今日は、面白い本を紹介します。
高田純次 『人生の言い訳』
武士道的な潔さを好む日本人は、とかく言い訳を嫌う。 でもこの国民性が日本をうつや自殺大国たらしめているとしたら考えもの ではないか。 『俺は男らしく、絶対に言い訳しない』 こんなことを言う人にかぎって、ベッドの中では、 『あれっ、おかしいな?きょうは飲みすぎたかな』 と、こんな言い訳をしているに違いない。 (本の一部を抜粋)
ぼくはバスケをしていますが、『勝利の女神は言い訳を最も嫌う』という言葉を信じて取り組んできました。怪我をするまでは、常に上を目指す競技感でした。
しかし、怪我は、注意しても防ぎきれないところもあり、おこってしまったことに関しては受け入れるしかありません。病院のベッドで、自分の手足が細くなっていくのを感じながら、どうにかできるわけもないのです。
30歳を過ぎ、怪我を乗り越え、バスケの国体選手として成長するのは、厳しい道のりですね。夢に向かって成長して、怪我をして、下り坂、悪あがき。仮の人生をひとつ生きているような、妙な感覚が面白くもあります。
じゃあ、どーすればいいのか・・・
人は毎日老いる。だったら、今日の練習を一生懸命やるしかない!!
・・・・・・この台詞が既に言い訳ですよね(笑) 高田純次先生、自分を騙すって難しいです。